テクニファイバーHDMXはポリ?ナイロン?レッツインプレ!
ノイオンでもよく出るテクニファイバー HDMXテクニファイバーのインプレです。 テクニファイバー HDMXは、ナイロンとポリを配合した1本でハイブリッドを実現したストリングです。構造はマルチです。メーカーは「ナイロンの柔らかさと弾き感、ポリエステルの耐久性をもつ」という説明をしています。プリンスツアー100(310)に1.25と1.30を45ポンドで張って打ってみました。
スピン:スナップバックが優れている
素材はナイロンのように柔軟性があるのですが、打感はカチカチとしていて硬めでスピンがかけやすいです。縦糸の戻りが早く、スナップバックに優れています。打っていて縦糸が動いてるのを感じられます。ナイロンにはないスピン量で、楽にアングルショットやスピンサーブが打てます。1.25ですとその感覚が顕著に表れます。硬すぎると感じる方は1.30がおすすめです。ポリからの移行ユーザーは絶対に1.30です。
反発:飛びも爽快だから楽
反発も爽快で楽にボールが飛んでいきます。ナイロンに比べるとしっかりしていてボールを潰して打てます。ポリですと元気な時は気持ち良く打っていけるのですが、だんだん疲れてくると重々しく感じてきてなかなか力が乗らない… 厳しくなる… 、そんな私のような方には、ポリに比べると断然扱いやすく、テクニファイバーHDMXがはまるはずです。
耐久性:ナイロンマルチ並み。。。
しかし、耐久性はナイロンマルチと同じくらい低いです。マルチのように数時間打つと毛羽立ってきます。そうなってしまうと最後。横糸がどんどん削られ平になり、すぐに切れてしまいました。1.30で1週間しか持ちませんでした。ナイロンモノのほうが耐久性がある気がします。
重さはナイロンのように軽い
また、気になったのが重さです。ポリから移る方は重さに注意したほうがいいです。結構軽くなります。感覚的に2、3gくらいでしょうか。いつもと感覚が変わってくるのでレッドテープをラケットの3時9時あたりに貼って調整しました。
テクニファイバーHDMXは次世代高品質ストリング
テクニファイバー HDMXを使ってみて最初は硬いかなと感じていたのですが、スピンもかかるし飛びもよくバランスが良いので気に入りました。耐久性に関して目をつぶればすべてが平均点以上の優れたストリングだと思います。ナイロンでスピン性能が欲しい方、ポリだとしんどさを感じる方におすすめです。自分の好みは1.30でした。普段ナイロンをお使いの方は1.25を試してみてください。メーカーによると1.35も用意されているので機会があれば試してみたいと思います。